【究極進化】『ドラゴンボール超 ビルス』①
2026年10月11日、フジテレビ系で『ドラゴンボール超 ビルス』の放送が始まりました。
『ドラゴンボール超』を最新の映像表現で作り直した「エンハンスド版」!
第1話を見た率直な感想は、迫力が段違いに上がった、のひと言に尽きます。
「またリメイクかよ!」が本音だった
正直に言うと、エンハンスド版の制作を聞いたときは「またリメイクかよ!」と思いました。初代の『ドラゴンボール超』には、あまりいい印象がなかったからです。
旧作「ドラゴンボール超」の薄味感
2015年に始まったテレビシリーズの序盤は、映画『神と神』の物語をなぞる形でした。
そのせいか、映画の焼き直し感が強く、しかも薄められている印象でした。ビルス編はやたらと長く感じましたし、続く『復活の「F」』編も、同名の劇場作品(2015年4月公開)をテレビ向けに作り直したものですが・・・これもまた薄味。
そのあとの第6宇宙との試合を含めても、「いまいち」という感覚は最後まで拭えませんでした。
今回の「エンハンスド版」は何が違うのか
公式の発表によると、今回の作り直しの中身は次のとおりです。
- 大幅な新規カットの追加と、既存カットの描き直し
- 全カットの再撮影
- 劇伴と効果音を加えた、新規のダビング
- 物語の再構築
2026年1月25日の「ドラゴンボール ゲンキダマツリ」で発表され、数年前から進められてきた企画だそうです。
「鳥山先生の原案と世界観をより忠実且つ精密に表現する」ことが狙いだと説明されています。
スタッフには、演出構成に瀬谷沫人さん、総作画監督に山室直儀さんの名前があります。主題歌は、オープニングがメガテラ・ゼロ「オノガミ」、エンディングがビッケブランカ「完璧のペキ」です。
悟空役の野沢雅子さんとビルス役の山寺宏一さんは、引き続き続投です。
なお、物語の再構築が具体的にどこをどう変えるのかは、今のところ詳しく公表されていません。ここは今後の放送で確かめていきたい部分です。
第1話の感想
第1話は、悟空、ビルス、ベジータの3人にしっかり焦点が当たっていた印象です。魔人ブウとの戦いから数年が経ち、眠りから目覚めた破壊神ビルスが、フリーザを倒したサイヤ人の噂を聞いて悟空の前に現れる、という導入です。
悟空、ビルス、ベジータに焦点が絞られていた
見ていて強く伝わってきたのは、サイヤ人と破壊神の関係を丁寧に描きたいのだな、という作り手の意図でした。作画と演出の強化に加えて、音の迫力も上がったことで、旧作では薄味に感じた場面にも重みが出たと思います。毎週これが見られるのは、僕たちの世代にとっては本当に熱いです。
鳥嶋和彦さんの「ビルスのように不機嫌」について
ドラゴンボールの初代編集者、Dr.マシリトこと鳥嶋和彦さんが、第1話を見て「ビルスのように不機嫌」とコメントした、と報じられています。ただ、僕が確認できたのは報道の見出しまでで、投稿の全文までは確認できていません。受け止め方は分かれていますが、僕自身は「檄を飛ばしてくれているのかな」くらいに受け取っています。
それに、鳥嶋さんの感想が、僕らの世代のファンの感覚とぴったり重なるとは限らないとも思っています。たとえば『復活の「F」』は、僕らからすると「今さらフリーザなの?」という気持ちがありました。もちろん、ベジータが覚醒してフリーザを圧倒する展開は熱かったです。
まとめ
原作の鳥山明先生は、2024年3月に亡くなりました。先生がいない今、先生の原案を「より忠実に、より精密に」描き直すという今回の試みは、ファンとして見届ける価値があると感じています。
『ドラゴンボール超』の感想は、今後もこうして投稿していきます。次回も楽しみにしていてください。

