【Fキャラ名鑑】どら焼き大好き!ドラえもん【藤子F不二雄】

今年は藤子F不二雄先生の生誕90周年。さまざまな記念企画が催されています。私自身、先生の生み出した漫画を読んで育ちました!
そこで、本メディアでもF先生の生み出したキャラクターの魅力を解説していくことにしました笑

ドラえもんってどんなキャラ?

日本の漫画史において最も有名なキャラとも言えるドラえもん。
藤子F不二雄先生によって生み出された未来の世界からやって来た猫型ロボットです。元々は未来世界のセワシくんの元に住んでいましたが、最も出来の悪い先祖であるのび太の住む現代にやってきました。

意外にドライ?ドラえもんの性格って?

ドラえもんと言えば、どんなイメージをお持ちでしょうか?多くの方が「心優しいロボット」と答えるかもしれません。確かにそのイメージは正しいのですが、実はドラえもんの性格は作品によって大きく異なることをご存知でしょうか?

この「心優しい」イメージは、長年にわたって大山のぶ代さんが演じた「大山ドラ」によって強く作り出されました。原作のドラえもんは、時にドライで毒舌な一面もあり、のび太を呼び捨てにすることもしばしばです。
しかし、大山さんは意識的に「のび太くん」と呼び、保護者の立場から演じられたことで、ドラえもんの優しいイメージが定着しました。

ドラえもんの性格がそれぞれ違う?

さらに、現在放送されているドラえもんの声を担当している水田わさびさんが演じる「わさドラ」は、「大山ドラ」よりも友達目線のキャラクターとして描かれています。

その他にも実は日テレ版ドラえもんという幻の作品があり、その作品でも性格がかなり違うのです。
ちなみに日テレドラも声優交代が途中であり、初代はバカボンのパパなどで有名な富田耕生さん。
二代目はドラゴンボールの孫悟空でお馴染みの野沢雅子さんだったそうです!

ドラえもんは意外とグルメ?

幅広い世代に人気なドラえもん。誕生から今に至るまで様々な活躍をしてきました。
しかし、実は好物はどら焼きだけじゃない?ことはご存知でしょうか?

意外に多い?ドラグルメ!

ドラえもんの好物といえば「どら焼き」を思い浮かべる人も多いでしょう。ですが、意外にも?ドラえもんの好物はそれ以外にもあります。

お餅

原作における第一話である「未来の国からはるばると」では、お正月に野比家に訪れます。正月からのび太に不吉な予言を残すのですが・・・お正月だけあってのび太が食べていたお餅を発見!
「これなに?・・・うまいもんだなあ!・・・ごちそうさまでした!」とタイムマシンに乗って帰ってしまうのでした!現代にきて初めて食べたお餅の美味しさに感動してしまうのでした笑
それ以降も度々、お餅を好んで食べているシーンがあり、お話によっては秘密道具で餅米から生産するほどのハマり具合!すごい情熱ですね笑

和菓子各種

どら焼き以外の和菓子も大好きなのです。『かがみでコマーシャル』というお話では、遠射かがみという道具を使って街の駄菓子屋「あばら屋」の宣伝を試みます。
うまくいかなかずに店主にお詫びを入れた際に「いいよ、ご馳走するから」と言われて味自慢の和菓子をいただきます。その際にのび太とお菓子をいただく様子が鏡を通じて映されて結果繁盛という流れなのですが・・・。

のび太「このきんつばのうまいこと!」
ドラえもん「このだんごだって!」

藤子F不二雄「ドラえもん」

三色団子を絶賛していたのでした。もっともやはりどら焼きは山のように頬張っていましたが笑

大長編では食事シーンも名物?

日常生活から飛び出す大長編ドラえもんでは、食事シーンも名物となっています。のび太の恐竜においては恐竜の生きていた時代で食材を集めて缶詰などにして長旅のお供にしています。最初はコンクフードという完全栄養食だったようですが・・・物足りなかったようですね笑
「のび太の海底鬼岩城」ではなんとプランクトンを加工したカツ丼やステーキなどをドラメンバーで食べています。
「のび太の日本誕生」では畑のレストランという大根のようになった実からカレーライスやカツ丼が出るという夢のような道具が登場!
その他にも木の実で料理を味わうことのできる道具やお馴染み「グルメテーブルかけ」などもあります。
多くの場合はどら焼きを生成しているドラえもんですが、意外に他の料理も美味しく食べています笑

ドラえもんメインは神回が多い?

ドラえもんの主役はもちろんドラえもんです。・・・ですが、話のメインはのび太になることが多く、実は主役はドラえもんとのび太なのです。

初期はドタバタで行くはずだった?

藤子不二雄としての大ヒット作として「オバケのQ太郎」という作品がありました。社会現象になるほどの作品だったのですが、内容としてはQちゃんを中心としたドタバタギャグの強い漫画でした。
その流れを受け継ぎ、ドラえもんも初期プロットでは、オバQ同様「異世界から来た存在が織りなすドタバタ日常ギャグ漫画」になるはずだったのです。
実際、初期のドラえもんは今のような「ひみつ道具でのび太が騒動を引き起こす」という展開ではなく「ドラえもんが騒動を起こす」というお話が多かったのです。
人気も安定してきてからは、のび太が中心のお話が増えたのですが・・・時たま「ドラえもんがメイン」となる話がありファンの間では「神回!」と人気を博しているのです!

タイムパラドックスの神回「ドラえもんだらけ」

中でも神回中の神回と言われているのが「ドラえもんだらけ」です。

「やろう!ぶっ○してやる!」「きゃあ!自分コロし!」

藤子F不二雄「ドラえもん」ドラえもんだらけ

ある日、ドラえもんはどら焼きを餌に、のび太から大量の宿題を代理で片付けてくれと頼まれます。
「ひどい!こんなの一人でできるもんか!・・・そうだ!」ドラえもんは思いつきました。
「タイムマシンを使って、数時間後の自分を何人も連れてきて手伝わせればいいんだ!なんと素晴らしいアイデアではありませんか!!」
続きは本編を見ていただくとして・・・ドラえもんの読みの甘さが悲劇を生んでしまいます笑

本当にありそう?「天つき地蔵」

ある日、のび太はいつものように0点をとってきます。机には溢れ出す0点の答案・・・。
ママに見つかったら大変!ドラえもんに「ひみつのごみばこを出して!」と頼みます。そこでドラえもんが出したのが「ないしょゴミすてホール」・・・なんと時空間につながっており、ゴミを他の時代に送り込む道具でした。
調子に乗ったのび太はママや友人に「なんでも入るゴミ捨て場がある」と宣伝してしまいます。
ママから依頼された倉庫の掃除で見つけた御伽話の本。休憩中に、のび太は読み始めます。そんな中、ドラえもんは一人でゴミ処理をしていますが・・・時空間に吸い込まれてしまい昔の時代に行ってしまいます。
なんと汚れてしまった四次元ポケットを外した状態で・・・。

0点でしょうじを・・・のび太が聞いたらどんな顔するかな

藤子F不二雄「ドラえもん」天つき地蔵


実はのび太の読んでいる「天つき地蔵」という御伽話がタイムスリップしたドラえもんが元になっているのでは?というお話でした。現代ではゴミとして捨てられたものが大昔の正直者には宝に見えた!というユーモア溢れる作品です!
ちなみにこの「天つき地蔵」はF先生の創作だとか・・・実際にありそうな御伽話で驚きです!

まとめ

今回は、あらゆる世代に愛されている「ドラえもん」についての解説でした。まだまだ語り足りないのですが笑
改めてF先生の残してくれた偉大なる作品を楽しめることのしあわせを感じています。

当メディアでは、大人の男性が楽しめるコンテンツを配信しています。またF先生の魅力的なキャラについて執筆したいと思います。よかったらブックマークをしてくださいね。

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